空海の書を見てみよう

京都に住んでいる私ですが、
心底住んでいてよかったと思える出来事に出くわしました。

昨年秋、東寺で開催された宝物展で
弘法大師・空海の書、「風信帖」を見られたことです。

空海といえば、
「日本の三筆」に堂々数えられる書の名人。

まさに国内では右に出るものはいない
超カリスマ的存在です。

そんな人の書が、
しかもホンモノが目の前で見られたのですから、
書道家としては
よだれだらだらなわけです。

感想ですが、やはり空海はすごい。
彼の書く線は、いろんな変化に富んでいる。

実はまっすぐ書いているようにみえても、ねじれている。

そして、墨の潤滑、空間の美しさ。
これを同時代の僧・最澄にあてた手紙の中で結実させたのですから、
まさに天才としかいいようがありません。

以前、将棋の天才・羽生善治氏と
ランチをご一緒させていただいた時、
話弾んだ氏は、

「日本のカリスマは誰だと思いますか?」

私は返答しました。

「それは空海でしょう」

羽生さんは「その通りです、いま空海の事を本に書いています」

その内容はたしか2011年角川書店出版の「大局観」に著されていたと記憶しています。

また、物理の天才アインシュタインは、
「空海の直感力が科学的宇宙論の真髄を正しくつかみとっている」
と驚いたそうです。

空海のすごいところは、
その活躍の幅が宗教にとどまらないところです。

文化、芸術、政治、あらゆる分野に精通し、
しかもそのすべてにおいて天才的な実績を残している。

こんな人物はなかなかいませんよね。

私は書道家ですので、書の世界から空海を捉えようとするのですが、
巨きすぎて、いまだよくわかりません。

ただひとつ言えることは、

近い将来、
空海の大河ドラマ?!が放映される時、

題字は私が書く

そう心に決めています。

空海のお話はまたおいおい・・・

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です