これまでのブログで、企業理念と経営理念の違い、
社是と社訓の違いについて書きました。
今回は、行動指針とは何か、について書きたいと思います。
行動指針とは、社員が積極的にとるべき行動についての指針です。
企業理念、経営理念を実現するために、
具体的にとるべき行動について定めたものです。
行動指針はできるだけ抽象的な表現は避け、
具体的な表現で書いた方がいいでしょう。
ですが、あまりにもがちがちに縛り付けるような内容だと、
かえって社員の自主性を奪ってしまい、逆効果だといえます。
そういう場合は、自主性を尊重する、という内容を盛り込むことも
ひとつの手立てになるかもしれません。
行動指針は企業の行動の源になる大切な条文ですから、
しっかりと定めて明文化し、朝夕、浸透させて行くことが大切だと言えます。