11月。
木々が色づき、風が澄み渡り、自然が静かに「実り」を迎える季節です。
この時期になると、企業の皆さまから「来年へ向けて心を整えたい」
というご相談を多くいただきます。
毛筆理念は、単なる装飾や言葉の美化ではありません。
それは、経営者の想いを“形”として空間に刻むこと。
そして一年の歩みを“理念”という軸で締めくくる、心の節目です。
目次
■ 11月は「振り返り」と「助走」の月
お盆明けから秋にかけて走り抜けてきた企業にとって、
11月は次の二つの時間が重なる月です。
ひとつは、「振り返り」。
上半期からここまでの成果、社員の頑張り、そして経営の方向性を見直す時期。
同時に、もうひとつは、「助走」。
年末・年始という節目に向け、次の一年の軸を立てる準備の時期です。
この「静と動」が交わるタイミングに、理念を毛筆で掲げることには深い意味があります。
それは、過去の歩みを感謝で包み、未来への意志を墨に刻むこと。
企業の“魂の整え”ともいえる行為なのです。
■ なぜ、年の瀬前に理念を立てるのか
理念は、掲げて終わりではありません。
日々の行動に命を吹き込み続ける“灯火”のような存在です。
その灯火を年末前に見直すことで、社員の心が再びひとつに整います。
11月に毛筆理念を依頼する理由は、大きく3つあります。
① 年内の区切りとして、理念を“言葉”で整える
1年を振り返り、経営者の胸に残る想いを言葉として昇華させる。
「一年の締めくくり」として、理念の原点を再確認する行為です。
② 社員の心を再び結ぶ
年末が近づくと、組織は少しずつ“流れ”が緩みます。
そんな時期に理念を掲げ直すことで、チーム全体の心が引き締まり、目的意識を取り戻すことができます。
③ 新年のスタートを強くする準備になる
年が明けてから理念を立てるよりも、**「前の年に準備しておく」**ことで、新年度の始動が格段にスムーズになります。
理念を年内に掲げておくことは、来年の“精神的な種まき”でもあります。
■ 毛筆理念の制作について
毛筆理念は、額装・パネル・データ納品など、用途に応じて対応可能です。
応接室やエントランスに掲げれば、企業の顔として存在感を放ちます。
筆で書かれた言葉は、空間の「氣」を変えます。
社員が毎日目にするたびに、理念が“生きている言葉”として心に染み込んでいくのです。
■ ご予約について
11月は、年末に向けて特にご依頼が集中する時期です。
一点一点、心を込めて制作するため、受付数には限りがございます。
ご希望の方は、どうぞお早めにご相談ください。
理念を立てるということは、企業の未来を立てるということ。
一年の実りを感謝で締めくくり、次の年への意志を筆に託す。
その節目を共に創らせていただければ、これほど光栄なことはありません。
