企業理念を毛筆で書く、
お陰様で100作品を越えているのですが、
先日ある企業さんの理念を書かせてもらった時のお話。
理念の中に、”記号”がある。
例えば、「・」のようなものです。
先方はこれも書いてもらったほうがよいのか、
消したほうがよいのか、と聞いてこられました。
消したほうがよいのか、と聞いてこられました。
改めて、「書」とはどんな芸術かを問うてみるのですが、
書家 龍和の答えの1つは、
想いを形にするのが、「書」である、
ということです。
ですので、たとえ「・」のような記号であっても、
文章を創った時に何かしらの想いを託しているはずなのです。
文章を創った時に何かしらの想いを託しているはずなのです。
なので、その想いをお聞かせくださいとおたずねすると、
やはり「・」にも大切な意味があったのでした。
記号に限らず、
例えば 余白や行間、という
文字がない部分からも想いは発信されます。
見える部分が大切に変わりないが、
見えない部分も更に大切である。
特に経営者は、
見えない部分を充実させることが
経営も生活も好転していくために
重要なのでしょう。