こんにちは、書家の龍和(りょうわ)です。
本日は、私が日々心を込めて制作している「毛筆理念」について、
その価格と費用対効果についてお話ししたいと思います。
「理念を額にして飾るなんて、贅沢なのでは?」
「本当に価値があるのか?」
そんなことを感じている方もおられると思います。
でも実は、
毛筆理念は「一枚の書作品」を超えた、大きな経営効果を生む装置
であると、私は感じています。
ここでは、なぜそれが“高価”ではなく“高価値”なのか。
私自身の想いを込めてお伝えさせてください。
目次
① 価格は「作品代」ではなく「経営理念の定着コスト」
まず、私の毛筆理念の価格は、概ね 10万円〜30万円前後になります。
額装の種類、サイズ、筆耕する文字数、ヒアリングの内容などによって異なりますが、
決して「アート作品を買う」だけの価格ではありません。
この金額には以下が含まれています:
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経営理念へのヒアリング
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経営者の想いを再構成する対話
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作品制作(デザイン+構成)
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額装・仕上げ(伝統工芸士による和紙のしわ伸ばし加工を含む)
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納品後の活用アドバイス(※ご希望に応じて)
つまり、単なる「書作品」ではなく、
企業の“軸”を見える化し、
文化として定着させていくプロセス全体の価格なのです。
➁ 私が感じる「毛筆理念」の真価
私自身がこの仕事を通じて確信していることがあります。
それは、
理念という無形のものを、書というかたちで“視える存在”にすることが、
どれほど企業にとって強い意味を持つか
ということです。
書は、人の想いがそのまま筆跡に残る表現です。
だからこそ、理念を「書」にすることで、
その言葉の魂や熱量が空間に宿るのです。
③ 毛筆理念がもたらす“目に見えない効果”
この数年間で、様々な企業様に納品させていただきました。
その中で感じる効果の一部をご紹介します。
● 空間の品格が上がる
「この部屋、何か気が引き締まる」
「経営者の思想が伝わってくる」
実際に納品後、いただいたお声です。
● 理念が“当たり前の風景”になる
ポスターやプリントではなく、
日々目に入る場所に、額装された筆文字があるだけで、
社員の理念への認識が変わってきます。
● 経営者の言葉に説得力が宿る
理念を説明する時、ただ言葉で語るよりも、
後ろに理念作品が掲げられているだけで、
その言葉に重みが加わります。
④ 導入した企業様のお声
「社員の前で、言葉で理念を語るとき、
あの作品が背中にあると、私自身の気持ちが締まります」
(コンサル業・代表取締役)
「お客様に“あの理念、書いてあるものを読んで、
御社にお願いしようと決めました”と言われました」
(不動産業・代表)
④ コストで考えるとどうなるか?
仮に30万円の理念作品を10年掲示するとすれば、
1年で3万円、1日あたり約82円です。
毎日社員や来訪者が目にし、理念が文化になり、
信頼が高まることを考えれば、この金額はむしろ非常に小さな投資ではないでしょうか。
コピー機や什器、内装の一部と比較しても、
理念という企業の核を“可視化”するための費用としてはむしろ安価であると私は考えています。
⑤ 書は“経営の支柱”になり得る
毛筆理念とは、ただの装飾ではありません。
それは、企業にとっての「精神の柱」であり、
経営者自身が志を何度でも思い出すための“原点の書”です。
私は、単なる“アートとしての書”を提供しているつもりはありません。
言葉の奥にある「魂」を、余白と墨のあいだに映し出す。
それが、私・龍和の書く毛筆理念の本質です。
⑥ ご相談・ご依頼について
現在、制作にはお申し込みから1〜2ヶ月ほどの期間を頂戴しております。
まずは、どのような理念を、どのように可視化したいのか。
お気軽にご相談いただけたら嬉しいです。